2005年 06月 28日
スター結線とデルタ結線の比較データ |
スター結線からデルタ結線に変更したので、比較のために両者のデータを並べてみた。
計算上ではデルタ結線ではスター結線の3倍の電流が流れることになるが、とりあえず140mAhのリチウムポリマ電池でテストしてみた。
DIY-M01モータ(0.25mm、80ターン)=6.9g
YEG4-BLスピードコントローラ(デフォルト設定)=2.4g
IRXS300 3チャンネル赤外線受信機=1.1g
Kokam 140mAh Li-Po 1セル=4g
○スター結線(端子間抵抗3.2Ω)
・無負荷フルスロットル時 4.09V、0.06A、5130rpm、KV=1254
(受信機とスピードコントローラのアイドル電流0.02Aを含まず)
・6x3バルサプロペラ時 3.9V、0.43A、3020rpm、推力23g
(受信機とスピードコントローラのアイドル電流0.02Aを含む)
・GWS8060のプロペラ時 3.69V、0.6A、1920rpm、静止推力27.3g。
(受信機とピー度コントローラのアイドル電流0.02Aを含む)
○デルタ結線(端子間抵抗1.1Ω)
・無負荷フルスロットル時 3.96V、0.10A、8810rpm、KV=2225
(受信機とスピードコントローラのアイドル電流0.02Aを含まず)
・5x2.5バルサプロペラ時 3.58V、0.84A、5330rpm、推力29.3g
(受信機とスピードコントローラのアイドル電流0.02Aを含む)
・6x3バルサプロペラ時 3.49V、1.21A、3770rpm、推力36g
(受信機とスピードコントローラのアイドル電流0.02Aを含む)
■今後の考察
同じ出力になるよううに設定した場合のデルタ結線とスター結線のコイル重量がどのように変化するか試算してみた。
同じ巻き線線でをスター結線とデルタ結線の時の相電流を比較すると、スター結線ではデルタ結線時の1/√3になる。となると同じ出力にするには、相電流をデルタ結線時の√3倍にすればよいことになる。
ワイヤの太さが同じなら長さを1/√3とすればいい(本当か?)。とすると現在のデルタ結線80ターンをスター結線48ターンにすればいい。ワイヤの使用量は1.9gから1.15gになる。0.75g軽くなる計算だ。このあたりからなんだか鬼モードが見え隠れする(笑)。本来ならワイヤの太さも変更する必要があるが、発熱については問題ないとみた。
これで、JSTコネクタをつけて6.9gのDIY-M01は6.15gまで軽くなる。せっかくだからベルも軽量化したい。鉄の比重は7.85もあるので軽量化の効果は絶大だ。現状で1.3gのベルは何0.9gまで軽量化できるとみた。ここまでやって5.75g。改めてDENYさんの4.8gモータのすごさを実感。あと1g軽量化するにはどうしたらいいんだ~~。推力ももっと増やしたいし~~。
それと、自作のバルサプロペラでテストしている限り、他の人がテストしたデータとの比較がしにくい。そこで比較的多く使われているGWSのプロペラを今後テストで使っていくことにした。
ということで早速GWSのEP3020、EP4025、EP5030、EP6030を新たに調達した。黒色のプロペラだが、オレンジ色のものとは何か違うのだろうか。プロペラによって穴のサイズが違うので、テストには工夫が必要だ。
計算上ではデルタ結線ではスター結線の3倍の電流が流れることになるが、とりあえず140mAhのリチウムポリマ電池でテストしてみた。
DIY-M01モータ(0.25mm、80ターン)=6.9g
YEG4-BLスピードコントローラ(デフォルト設定)=2.4g
IRXS300 3チャンネル赤外線受信機=1.1g
Kokam 140mAh Li-Po 1セル=4g
○スター結線(端子間抵抗3.2Ω)
・無負荷フルスロットル時 4.09V、0.06A、5130rpm、KV=1254
(受信機とスピードコントローラのアイドル電流0.02Aを含まず)
・6x3バルサプロペラ時 3.9V、0.43A、3020rpm、推力23g
(受信機とスピードコントローラのアイドル電流0.02Aを含む)
・GWS8060のプロペラ時 3.69V、0.6A、1920rpm、静止推力27.3g。
(受信機とピー度コントローラのアイドル電流0.02Aを含む)
○デルタ結線(端子間抵抗1.1Ω)
・無負荷フルスロットル時 3.96V、0.10A、8810rpm、KV=2225
(受信機とスピードコントローラのアイドル電流0.02Aを含まず)
・5x2.5バルサプロペラ時 3.58V、0.84A、5330rpm、推力29.3g
(受信機とスピードコントローラのアイドル電流0.02Aを含む)
・6x3バルサプロペラ時 3.49V、1.21A、3770rpm、推力36g
(受信機とスピードコントローラのアイドル電流0.02Aを含む)
■今後の考察
同じ出力になるよううに設定した場合のデルタ結線とスター結線のコイル重量がどのように変化するか試算してみた。
同じ巻き線線でをスター結線とデルタ結線の時の相電流を比較すると、スター結線ではデルタ結線時の1/√3になる。となると同じ出力にするには、相電流をデルタ結線時の√3倍にすればよいことになる。
ワイヤの太さが同じなら長さを1/√3とすればいい(本当か?)。とすると現在のデルタ結線80ターンをスター結線48ターンにすればいい。ワイヤの使用量は1.9gから1.15gになる。0.75g軽くなる計算だ。このあたりからなんだか鬼モードが見え隠れする(笑)。本来ならワイヤの太さも変更する必要があるが、発熱については問題ないとみた。
これで、JSTコネクタをつけて6.9gのDIY-M01は6.15gまで軽くなる。せっかくだからベルも軽量化したい。鉄の比重は7.85もあるので軽量化の効果は絶大だ。現状で1.3gのベルは何0.9gまで軽量化できるとみた。ここまでやって5.75g。改めてDENYさんの4.8gモータのすごさを実感。あと1g軽量化するにはどうしたらいいんだ~~。推力ももっと増やしたいし~~。
それと、自作のバルサプロペラでテストしている限り、他の人がテストしたデータとの比較がしにくい。そこで比較的多く使われているGWSのプロペラを今後テストで使っていくことにした。
ということで早速GWSのEP3020、EP4025、EP5030、EP6030を新たに調達した。黒色のプロペラだが、オレンジ色のものとは何か違うのだろうか。プロペラによって穴のサイズが違うので、テストには工夫が必要だ。
by toko0131
| 2005-06-28 17:10
| ブラシレスモータ